PRGF治療

PRGFとは

< RPGFを採取するための遠心分離器 >

Plasma Rich in Growth Factors の略称で自己由来の多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)のことを指します。患者様から取り出して活性化させた成長因子を持つ生体材料(フィブリン)を作り使用することで軟組織や骨の治癒と再生を促進する方法です。

PRGFと似た効果を持つPRP(多血小板フィブリン)というものもありますが、大きく異なるのは適用後に炎症を起こす可能性のある白血球をPRGFは含んでいないことが挙げられます。

※成長因子とは…骨やさまざまな組織の修復や再生メカニズムを促進するタンパク質で、組織の修復、再生過程の鍵となる細胞の増殖と分化を誘発します。

1. 歯科医療におけるPRGF

インプラント治療においてはより早いオッセオインテグレーション(歯槽骨とチタンのインプラント体の結合を指す)の獲得や、インプラント治療以外にも歯牙移植治療や歯周組織治療の際、歯槽骨並びに歯周組織の再生を早める効果が期待できます。

2. 治療時

本人の血液中に含まれる成長因子を効果的に活用し、軟組織や骨の再生を促進する技術です。
実際の手順は

 ①静脈から血液を20cc~40cc採取します。

 ②採血した血液を遠心分離器で8分間遠心分離します。

 ③遠心分離後血しょう部分を滅菌試験管に分けます。

 ④微量の塩化カルシウムを加えて治療部分に戻します。

3. 期待される効果

現状では
 ①歯槽骨とインプラント体の早期の結合
 ②歯槽骨および歯周組織の再生促進でおおよそ40%の治療期間の短縮
上記のような症例が報告されております。

※PRGFは本人の自己治癒能力の促進を目的としており、結果には個人差があります。